2010-12-07

新着ワイン/ドメーヌ・モーリス・ガヴィネ
 ブルゴーニュ“ピノ・ノワール”

新着ワインのご案内です。

パーカーがブルゴーニュの歴史上,最高得点/98点を与えた2005年の再来と言われる<偉大なるブルゴーニュの当たり年>,2009年物のブル・ピノが入荷しました。

生産者は,ドメーヌ・モーリス・ガヴィネ
ニュイ・サン・ジョルジュで4世代続くドメーヌです。
1920年,当時ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの栽培長を務めていたオノレ・ガヴィネによって創設されたドメーヌで,現在は4代目にあたる28歳の期待の若手,アルノーが継承しています。


通常,ドメーヌのACブルゴーニュはステンレス・タンクで醸造を行いますが,2009年は当たり年で素晴らしいブドウが収穫されたため,100%バリック(新樽1/4)で熟成を施しました。

お手頃価格のブル・ピノの2009年物です。
ドメーヌ・モーリス・ガヴィネ
     /ブルゴーニュ“ピノ・ノワール”エルヴェ・アン・フュ・ヌフ 2009

2010-11-08

メディア/料理通信 2010年12月号

11月6日発売の『料理通信/2010年12月号』の巻頭特集<ビストロノミー入門>に,リズ・エ・ベルトラン・ジュセの“レ・ゾドゥインヌ”が写真付きで掲載されています。

・・・残念ながら,在庫がありません(泣)。

パリ11区にあるビストロ ボール・ペールのオーナーで,
株式仲買人からレストラン経営者になったベルトラン・オーボノワが,
《テット・ド・ヴォのカルパッチョ アンチョビーのヴィネグレットソース》の一皿にあわせて選んだのが,“レ・ゾドゥインヌ”です。


以下,『料理通信/2010年12月号』よりコメントを抜粋しました:


「ねっとりした脂身と締まったタンのコントラストを楽しんで。エストラゴンとアンチョビーの香りが立つソースがいい知れないハーモニー。爽快かつオイリー感あるワインを」

・・・シャルドネ種100%。すっきりとした喉越しでありながら,心地良いオイリー感も。仔牛や豚などのニュアンスのある芳香の肉に。


リズ・エ・ベルトラン・ジュセのワインで現在在庫のあるアイテムは,“プルミエ・ランデヴ(モンルイ・シュール・ロワール) 2009VT”と,“プティ・サン・ジェーヌ(VdT)”です。ぜひ,お試しください。

2010-11-01

ヴィニョーブル便り/ドメーヌ・デュ・ヴィスー《その6》

2010年はどのようなヴィンテージ?

2010年は,やさしく味わい深いヴィンテージで,アロマはブラックベリーが中心。

サン・ヴェランで収穫された非常に良質なブドウの果実は,2009年を思わせます。しかしながら,ワインはより“プリムール(=新酒)”的な正確を帯びたものになるのではないでしょうか。事実,タンニンは柔らかく,コクとまろやかさがあり,肉付きの良いワインです。

今年は,特にブラックベリーの強い香りが感じられます。この黒い果実が香るのも,ブドウが十分に成熟したおかげです。ピエール=マリー・シェルメットによれば,後味にいささかも予期しなかった洋ナシのアロマが感じられるとのこと。しかしながら,フランソワ・モレルの意見では,ドメーヌ・デュ・ヴィスーにおいて洋ナシのアロマは,優れた品質のしるしとのことです。

プリムールの“レ・グリオット”のアルコール度数は12%です。バナナやフルーツ・キャンディーの香りよりも,黒い果実の香りをたたえています。肉付きがよく,とてもまろやかで柔らかく,飲み口の良い果実味溢れるキュヴェです。ピエール=マリー・シェルメットはこのワインに本来のプリムールの性格を与えるべく,醸造を行っています。

そして,“キュヴェ・ヴィエイユ・ヴィーニュ”は自然のアルコール度数が12%です。今年も,このキュヴェはより飲み応えがあり,テロワールを色濃く反映したものとなっています。ローブは若干濃く,“グリオット”よりもはっきりと骨格を感じさせます。
スイスの醸造学者兼ワイン販売業者で,過去2度のテイスティング・チャンピオンに輝いたことのあるジャン・ソリスは,次のようにコメントしています:見事なバランスに魅了されます。とりわけ,絹のように滑らかなタンニンがこのワインの優しい側面を印象付けます。支配的なアロマは,ブラックベリーとエレガンスを感じさせるスミレです。さらに,ブドウの果実が完熟したおかげで,常にかすかなザクロのアロマを感じさせるとともに,後味にカンゾウのニュアンスを残します。

2010-10-31

ヴィニョーブル便り/ドメーヌ・デュ・ヴィスー《その5》

素晴らしいヴィンテージを予感させるブドウの収穫

私たちは,9月18日から20日にかけて,モン・ブルイィのふもとにあるブルイィの“ピエルー”という区画の収穫を行いました。収穫量は控えめですが,質的には申し分ありません。

次いで,9月21日から28日にかけて,収穫部隊はフルーリーとムーラン・ア・ヴァンの複数の区画に展開しました。ブドウ果の自然糖度は11-13度あり,ピエール=マリー・シェルメットは満足しました。

続く9月29日は,ヴォー・アン・ボージョレ村の樹齢100年の区画の収穫に着手しました。この畑は,少量ながら非常に凝縮感のあるブドウを生み出します。さらに,収穫部隊は南下し,オワン村とボワ・ドワン村のシャルドネを収穫しました。シャルドネの自然糖度は,12.5-13度でした。

最後に,9月30日から10月6日にかけては,全員サン・ヴェランに腰を落ち着けて,ガメィとシャルドネの小さな2区画の収穫を行いました。

2010-10-29

契約輸入のご案内/ミシュラン3つ星でソムリエを歴任,パーカー5つ星生産者のもとで研鑽を積んだ・・・

ギョーム・グロが手がける,濃厚,そして旨安ワインのご予約を開始いたしました!

ドメーヌ・ギョーム・グロは,ミシュラン3つ星レストランのギィ・サヴォワとラルンスブルグ,パリのカーヴ・タイユヴァンでソムリエを歴任し,アルザスの異端児オステルタッグ,ジゴンダスの巨人サンタ・デュック,そしてシャトーヌフのパーカー5つ星格付け生産者であるドメーヌ・ド・ラ・ジャナスで研鑽を積んだギョーム・グロが2001年に設立したドメーヌ。
ソムリエ時代から世界中のワインに精通していたギョーム・グロは,果実だけでなく皮も成熟したブドウでなければ凝縮したワインにならない・・・という信念のもと,超遅摘みによる収穫と,1ヘクタールあたり17ヘクトリットルという超低収量によるワイン造りを行っています。

友人のサンタ・デュックとドメーヌ・ド・ラ・ジャナスの助言が生かされていることも間違いありません。事実,ジャンシス・ロビンソンも,
・・・ギョーム・グロのアドバイザーは明らかにサンタ・デュックのイヴ・グラだ
と断言するほど,ワインのスタイルには大きな類似性があります。

また,ロバート・パーカーやミッシェル・ベタンヌからも高い評価を受けるなど,元ソムリエだけあって,濃厚でありながらフレッシュ感を備えた玄人とうならせるワインを造り続けています。

過去2回の輸入で,「旨安ワイン」として広く認知された“エルニーニョ・ロコ”は,フランス全土で当たり年となった2009年物。そして,“プックワ・パ”と“コテ・テロワール”は世紀の当たり年2007年物です。

ドメーヌ・ギョーム・グロ,そしてアイテムに就いての詳細はこちらへ。

※完全事前予約商品に就き,お届けは来年2月上旬(予定)でございます(ご予約締切日:2010年11月14日)。

2010-09-22

ヴィニョーブル便り/ドメーヌ・デュ・ヴィスー《その4》

ドメーヌ・デュ・ヴィスーから,収穫風景を収めた画像が届きました。


・・・今のところ,好天が続いています。
今年のブドウ果実は非常に良質です。

まず,最初に着手したブルイィ“ピエルー”での収穫風景です。
(背景に小高い丘,“モン・ブルイィ”が写っています。)






そして,サン・ヴェランの醸造場での作業風景です。
夫のピエール=マリー・シェルメットがブドウを選別し,
息子のジャン=エティエンヌ(本邦初登場!)はバケットコンベアの上で作業を行っています。


2010-09-16

ヴィニョーブル便り/シャトー・ド・ブラスレ=ロワ《その4》

今月6日付けのボージョレーワイン委員会プレスリリース(フランス食品振興会発信)によると,今年,ボージョレでの収穫公示は9月13日に決定したとのこと。現地は,今まさに収穫の真っ最中です。


さて,多忙を極める収穫の合間を縫って,シャトー・ド・ブラスレ・ロワ(ティエリー・カナール)から画像が届きました!






収穫は,順調です。幸運なことにインディアン・サマーがやってきて,ブドウの果実はこの上ない天気に恵まれています。

また,夜間は涼しく,反対に昼間は非常に暑くなります。
9月中旬にもかかわらず,午後には気温が30度まで上昇します。

私たちは朝から上着を脱いで仕事をしています。
この天気が続きますように!



2010-09-10

入荷情報/ドメーヌ・タンピエ

先月発売になったばかりの,<ワイン・ガイドのミシュラン>,『レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス/2011年版』で,プロヴァンス初の3つ星ドメーヌに昇格したドメーヌ・タンピエの新ヴィンテージが入荷いたしました!

近年のドメーヌ・タンピエの躍進には凄まじいものがあります。『ワイン・スペクテーター』誌で歴代のバンドール得点上位15傑(96-93点)のうち,なんと10本(しかもベスト5に4本)が選出されれば,最新のパーカーの『ワイン・バイヤーズ・ガイド/第7版』では,南仏の5つ星ワイン4つのうちの3つをタンピエのカバッソウ,トゥルティーヌ,ミグアが独占,ギガルのテュルク,ランドンヌ,ムーリーヌに並ぶ快挙を達成しました。

2008年にはラッセル・クロウ主演で大ヒットした映画『プロヴァンスの贈りもの』のなかにも登場し,少年時代の主人公が叔父からワイン造りの素晴らしさを教えられる場面で<真実を伝える美酒>として印象的に使われました。

ピバルノン,オーヴェット,Ch. シモーヌ,トレヴァロン,プラドー,Ch. デスクラン・・・など,すべてのプロヴァンスのドメーヌを超越し,ラフィット,ラトゥールと肩を並べたプロヴァンス唯一の3つ星ドメーヌ,タンピエのワインです。

「ヴィニョーブル便り」でも<速報>としてご紹介させていただきましたので,ぜひ,2010/8/30の記事をご覧になってください。

2010-09-06

ヴィニョーブル便り/ドメーヌ・デュ・シェ・ド・ラ・メルラティエール《その2》




収穫前の準備に追われ,多忙を極めるドメーヌ・デュ・シェ・ド・ラ・メルラティエール(ジェラール&ジャン=ポール・ゴーティエ)から,画像が届きました。



2010-09-02

ヴィニョーブル便り/ドメーヌ・デュ・ヴィスー《その3》



・・・ブドウ畑は非常に良好な状態です。
そして,ブドウ果の成熟も順調に始まっています。
数量的には平年よりやや少ないようです。

ドメーヌでは今月15日ごろから収穫を始める予定です。



2010-08-31

ヴィニョーブル便り/シャトー・ド・ブラスレ=ロワ《その3》

・・・8月も最終日となりました。
8月20日以降,天気が変化を見せており,
夜はより涼しくなりましたが,依然,日照には恵まれています。
午後の気温は24-25度あり,暑さの厳しい日には32-34度まで上昇します。
これは,ブドウの果実にとって理想的です。
果実の成熟もかなり進行しており,一部に結実不良も見受けられます。

↑本日(現地時間:8月31日)に撮影した画像を送りますので,ご確認下さい。↓


シャトー・ド・ブラスレ・ロワのヴィンテージ2010は大いに期待が持てます。果皮も厚く,ブドウ果は極めて健全な状態にあるので,ヴィンテージ2010は色素とマティエール(素材)を十分に抽出できるはずです。

現時点での糖度,酸度,phは最適な数字を示しています。
早生のブドウ畑では度数がすでに10.3度を超えています。

ドメーヌでは9月13日に収穫を開始する予定です。

2010-08-30

ワイン・ニュース/【速報】ドメーヌ・タンピエが3つ星を獲得!

『レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス/2011年版』で,ドメーヌ・タンピエが最高峰の3つ星に昇格!!

 今月発売になったばかりの,『レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス/2011年版』で,プロヴァンスのドメーヌ・タンピエが最高峰の3つ星に昇格しました!

 《ワイン・ガイドのミシュラン》と呼ばれ,フランスNo. 1の名門ガイドとして知られる『レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス』16年の歴史において,プロヴァンスで初めての3つ星ドメーヌが誕生しました。



以下,『レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス/2011年版』に掲載のコメント:
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 ドメーヌ・タンピエは今日,プロヴァンスのすべての造り手の指標とされるドメーヌになった。我々は,その功績に十分値する3つ星を献上することにした。

 1990年代,ドメーヌに欠けていたプロヴァンス地方とバンドール地区の最高峰の格付けに登りつめるために,2000ヴィンテージ以降,ペイノー家によってあらゆることが実行に移されたことを伝えておかなければならない。この獲得への挑戦は,現在のドメーヌの支配人,ダニエル・ラヴィエの統率力とプロフェッショナリズムによって2000ヴィンテージから開始された。ラヴィエは醸造所や最新式の醸造設備への大規模な投資計画を推進するとともに,熟成庫の完全な改築も行った。もちろん,ウルトラ・ヴィエイユ・ヴィーニュのカリニャン,サンソー,ムールヴェードルで構成される並外れたブドウ畑にも特別入念なケアが施された。有名なミグア,トゥルティーヌ,カバッソウの3種類のキュヴェは,アロマの構成においても明確な味わいの構成においても完成の域に達しており,ムールヴェードルの凝縮度と力強さを常に持ちながらも,特に2007年のような暑いヴィンテージには,並外れたフレッシュなバランスもしっかりと残している。そのことを赤のスタンダード・キュヴェやロゼ,白においても確認できることはまったくもって嬉しいことだ。

 ドメーヌのすべてのワインの品質が最高のレベルに達しており,他のすべてのバンドールのワインをはるか下方に見下ろしている。白の2009年物は精緻な果実味があってエレガント。これに対し,ロゼは2007年以降,より凝縮した素材が明確となり,ワインはボディとマティエール(素材)を獲得している。2008年物の赤は見事に成熟し,豊満でチャーミングで香り豊かな果物を思わせる。著名な3つのキュヴェの2008年物では,ミグアはエレガンスの模範と呼べるほど,すぐにその魅力が分かる。しかし,味わいは気品良く花開く。超一級品のムールヴェードルによって供給されたトゥルティーヌは力強く,タニックで魅惑的。若さゆえの堅牢さはあるが,反論の余地がないほど同化した樽香とともに,なんという余韻の長さ。カバッソウに関しては,この分野の規範となるワインである。2007ヴィンテージがどっしりとした力強さを持つのに対し,2008年物はより甘美なスタイルで,フィネスとエレガンスのあいだでバランスがとれ,余韻が素晴らしく長い。2つ並べて年月とともにどう変化するかを注視してみたい。(貿易部 TK訳)

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 ピバルノン,オーヴェット,シャトー・シモーヌ,トレヴァロン,プラドー,シャトー・デスクラン・・・ すべてのプロヴァンスのドメーヌを超越し,初の栄冠を獲得。ラフィット,ラトゥールと肩を並べたプロヴァンス唯一のドメーヌ,タンピエ。来月初旬から新ヴィンテージでご案内を開始いたします。ご期待下さい!

2010-08-16

ヴィニョーブル便り/ドメーヌ・デュ・シェ・ド・ラ・メルラティエール《その2》


ドメーヌ・デュ・シェ・ド・ラ・メルラティエール(ジェラール&ジャン=ポール・ゴーティエ)から,画像とともに,最新のヴィニョーブル便りが届きました。



6月は湿度が高く,べと病の危険にさらされました。

7月はより夏らしい陽気が続き,ブドウ畑に恩恵をもたらしました。


8月上旬からは,気温は平年より若干低く,夜間は爽やかです。雨はほとんど降っていません。ブドウの色付きは比較的遅く,現在,約40%程が色付いています。正確な収穫日を決めるには,まだ時期尚早です。
ボージョレ全体の収穫量は,平年より減ることが予想されます。

肝心なことは,乾燥した天気が続き,良いヴィンテージとなることです。

2010-08-11

ヴィニョーブル便り/シャトー・ド・ブラスレ=ロワ《その2》

シャトー・ド・ブラスレ・ロワのティエリー・カナールから,畑の画像とコメントが届きました!

色付き始めたブドウの写真を送付します。
ブドウ果は成熟が始まり,赤く色を変えようとしています。シャトー・ド・ブラスレ=ロワのブドウ畑では,先日お届けした「ヴィニョーブル便り」以降,概ねむしむしとうっとうしい天気が続き,夕立もあります。雨は降りますが,雹は降っていません。その雨が多少なりとも涼をもたらしてくれます。
ブドウ畑は十分健全な状態にあり,緑が鮮やかで,葉緑素が活発に作用しています。今,私たちに必要なことは収穫が予想される9月10日~15日まで暑い日が続くことです。
結実不良(=ミルランダージュ)のブドウ果は,とても良質なワインを期待させます。ますます,天候が重要な要素となります。

↓アルバムでブラスレ=ロワから届いた画像をご確認いただけます↓
Chateau de Blaceret-Roy

2010-07-23

ヴィニョーブル便り/ドメーヌ・デュ・ヴィスー《その2》

ドメーヌ・デュ・ヴィスーのマダム,マルティーヌ/Martineさんから,
メールが届きました!
ドメーヌの畑でもミルランダージュ(=結実不良)が発生しています。これは,開花時期のばらつきによるものです。


ご主人のピエール=マリー/Pierre-Marie曰く,
結果的にブドウの収量が制限されるので,<良い作柄>の兆候なのだそうです。

2010-07-20

ヴィニョーブル便り/ドメーヌ・デュ・ヴィスー《その1》

ドメーヌ・デュ・ヴィスーから,今年のブドウの作柄状況について,メールが届きました。
当地(=ボージョレ)の冬は長く厳しいものでした。春は多湿でしたが,夏になってからはこれまでのところ,暑く乾燥した日が続いています。ブドウ畑の様相は見事で,健全な状態にあります。収穫量としては,平年並みと予想されます。今のところ,非常に良好なコンディションに恵まれ,満足しています。

2010-07-16

ヴィニョーブル便り/シャトー・ド・ブラスレ=ロワ《その1》

1960年以来40年以上にわたりボージョレの要職を歴任し,
今日のプリムール(=ヌーヴォー)・ブームを作った立役者,
ジェラール・カナール。

残念ながらジェラールは2009年に他界してしまいましたが,
現在,「ボージョレ・ヴィラージュのプリンス」と呼ばれるティエリー・カナールが,亡きジェラールの意思を受け継いでいます。

そのティエリーから,2010年7月6日に撮影した画像とともに,嬉しいメールが届きました。
ブドウの果実は極めて健全な状態にあります。さらに猛暑がやってきて,ブドウ畑にとってはこの上なく好ましい状況です。冬は長く厳しいものでしたが,ブドウの幹に潜む害虫の幼虫はこれを耐え凌ぐことができないので,ブドウ畑にとっては好都合でした。湿度の高い春の後,夏は比較的低い気温とともに到来し,開花は2010年6月10日から始まりました。

おそらく今年のブドウの収穫は,9月10日前後に始まるでしょう。

ブドウの房に結実不良が発生しており,優れたヴィンテージが期待されますまた,ブドウの葉の緑が非常に濃いことは,ブドウの房が色付く上で重要な葉緑素の作用が活発に行われている証拠です。
以上,ブラスレ=ロワからの情報でした。

2010-07-13

ヴィニョーブル便り/ドメーヌ・デュ・シェ・ド・ラ・メルラティエール《その1》

90年代,パリ農事コンクールで2年連続して金賞を受賞し,
一躍人気ドメーヌになったのが,ドメーヌ・デュ・シェ・ド・ラ・メルラティエールです。(ジェラール&ジャン=ポール・ゴーティエと言ったほうが,馴染みがあるかも知れません。)

さて,ゴーティエからブドウ畑の状況についてメールが届きました。
開花期に天候が芳しくなかったため,少数のミルランダージュ(結実不良)が発生しています。現在,ブドウの房は結実の段階にあります。ブドウの房に大きい粒と小さい粒が入り混じっています。これはワインの品質には望ましいことです。畑は健全な状態にあります。