2011-08-30

入荷のご案内/ドメーヌ・リュシアン・クロシェ





 ブルゴーニュのドメーヌ・デュジャックで研鑽を積んだジル・クロシェが率いるドメーヌ・リュシアン・クロシェは,古くからサンセールの指標とされてきた名門。近年新世代の台頭が著しいサンセールだが,今この歴史的ドメーヌの評価が劇的に再燃している。フランス最高のワイン評論家ミッシェル・ベタンヌも『ル・グラン・ギド・デ・ヴァン・ド・フランス/2011年版」のなかで,「クロシェはブルゴーニュにおけるクリストフ・ルーミエと断言できる。」と絶賛。ドメーヌのワインの絶好調ぶりを手放しで称賛している。

 そのクロシェが造るサンセールは,古樹のブドウから低収量で造られるキュヴェ・プレスティージュが有名だが,実はそれをはるかに凌駕する最高傑作がある。遅摘みが可能になった年に限り,特定の区画で収穫された厳選した過熟ブドウから造られるサンセールのヴァンダンジュ・タルディーヴだ。

 通常よりも2週間以上も遅らせて収穫した糖度の高い葡萄を,残糖分を残さずに発酵させて辛口に仕立てるこのキュヴェは,モンラッシェを彷彿とさせる濃いゴールドのローブと,熟れた果実を思わせる濃厚で芳醇な香りと味わいを備え,トリュフ,フォワグラ,オマールなどの高級食材に抜群に合う大変リッチな白ワインだ。

 今回,熟成6年目を迎えたこのヴァンダンジュ・タルディ-ヴのキュヴェに加え,ロバート・パーカーからPP90+点の評価を受けた当たり年の“ル・シェーヌ・マルシャン”や,少量ですがPP92点を獲得した2005年物の白のプレスティージュ・キュヴェが入荷しました。

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ヴィニョーブル便り/ドメーヌ・デ・デュック<その1>

 ドメーヌ・デ・デュックから,収穫直前のブドウ畑の風景が届きました。

  


 収穫の直前に就きコメントは届いておりませんが,本日(2011/8/30)よりブドウの収穫が始まったようです。

2011-08-26

ヴィニョーブル便り/シャトー・ド・ブラスレ=ロワ<その7>

シャトー・ド・ブラスレ=ロワの当主,ティエリー・カナールより, 収穫風景の画像が届きました。



  

2011-08-22

ボージョレの収穫開始は8月24日・・・

ボージョレの収穫開始は8月24日に決定しました。ボージョレ委員会によれば,2011年は早生のヴィンテージで,なにより暑く乾燥した春と,最近何週間か良好な気象条件に恵まれたおかげで,極めて順調な仕上がり振りを示しているそうです。

 ボージョレ委員会によれば,「2011年は早生のヴィンテージと言うことができる」そうで,実際,「1993年以降では,2003年に次いで最も収穫の早い年」なのだそうです。2003年は猛暑に見舞われ,収穫は8月8日に始まりました。最初に鋏の音が響くのは,リヨンとマコンのあいだに広がる総面積18,500ヘクタールの畑のうち,ボージョレ南部の最も生長の早い地域です。ボージョレで栽培されているブドウ品種は,白ワイン用のシャルドネと赤ワイン用のガメィです。しかし,ボージョレ委員会のドミニク・カパール会長によれば,シャルドネが占めるのは畑のわずか2-3%に過ぎないそうです。

 「天気に関しては,シーズンの初めのうちは平年より高温で,とりわけ4月と5月は類希な暑さと乾燥,そして日照の量を記録しました。また,最近何週間か良好な気象条件が維持されたことで,成熟が順調に進行しました。」と,ボージョレ委員会は述べています。また,委員会は「ここ何日か晴天が続いたことで,ブドウ畑が健全な状態に保たれた。」ことも強調しています。

極めて優れた果汁と果皮の比率
 今年のブドウの実は粒が小さめです。委員会によれば,これは果汁と果皮の比率が極めて優れた値になることを意味するそうです。そもそも,ワインの深い色合いやしっかりとしたタンニンの骨格を生む化合物は主に果皮に含まれるのだそうです。「濃く美しい色合いのワインができる。」とドミニク・カパール会長は喜びを隠しません。「評価を下すには時期尚早ですが,ヴィンテージ2011はこの上なく素晴らしい予兆をはらんでいて,ボージョレの生産者たちは上質なワインを確信しています。」と委員会も言っています。

 収穫は約3週間にわたります。その間,総勢約5万人の「摘み手」と「運び手」がブドウ畑に展開します。フランスのワイン生産地としては例外的に,ボージョレではシャンパーニュとともに,手摘みでの収穫が一般化しています。
出典:AFP通信

2011-08-16

ヴィニョーブル便り/ドメーヌ・デュ・ヴィスー《その7》

  

 ブドウの果実は希に見るできばえで,病害も発生していません。収穫に向かって,順調に推移しています。収量は平年をわずかに上回ることが見込まれます。

  

 果実はもう素晴らしく成熟しており,アルコール度数はすでに9.5%を超えています。サン・ヴェラン(ボージョレ)でのプリムール用ブドウの収穫は,3週間後に行う予定です。

  


2011-08-12

ヴィニョーブル便り/シャトー・ド・ブラスレ=ロワ《その6》


 天候は暑く,ブドウは順調に成熟しています。すなわち,乾燥していた時期にブドウの根が造形したヴィンテージ2011は,今や見事な果実となり,60周年()を祝うに相応しい偉大なワインを生み出そうとしています。ぜひ,私のボージョレ・ヴィラージュ・プリムールをご賞味いただきたいと思います。



 ご存知のように,ブドウ品種はガメィ・ノワール・ア・ジュ・ブランです。
 その秘密は,次の4つの要素につきます。他ではまねのできることではないので,喜んで公開いたしましょう。
 ・私のボージョレ・ヴィラージュ・プリムールにスタイルをもたらす土壌の性質は,地表に近く浸透性の高いマシッフ・アンシアン(=大陸安定地塊)に由来します。

 ・果実味と豊かなアロマが特徴的なこのブドウ品種は,この最適な土壌を得て,早飲みタイプのプリムール・ワインから,何年も熟成するブルイィ,シルーブル,フルーリーなどの上質のクリマにいたるまで,様々なワインを生み出します。

 ・機構がその性格をさらに明確化します。夏期及び収穫期の高温と豊かな日照が,ワインの醸造に理想的なのです。

 ・ワイン生産者は,新しい方法と伝統的な手法を調和させつつ,理にかなった方法でワインを醸造します。
  

 ・・・私が手がけるボージョレ・ヴィラージュ・プリムール2011は,輝くローブを持ち,果実味,新鮮味,そして太陽と若々しい魅力に溢れたワインになるでしょう。



ボージョレ・ヌーヴォー(プリムール)は1951年11月13日付の行政通達により,それまで12月15日以前に販売が禁じられていたAOCワインについて,一部ワインはそれ以前の販売開始が認められたことにより誕生。

ヴィニョーブル便り/ドメーヌ・デュ・シェ・ド・ラ・メルラティエール《その4》


 収穫を間近に控えたドメーヌの様子をお知らせいたします。

〔天候〕
 7月9-10日の週末の雷雨は,ブドウ畑を適度に潤しました。

〔ブドウ畑〕
 ブドウの房は確実に重量を増しており,収量の増加が認められます。若干,灰色カビ病の発生がありましたが,天気が回復して,より日照時間が長くなったおかげで,果実の成熟が一段と進みました。量的には十分な収穫が期待できます。


  

2011-08-08

ヴィニョーブル便り/シャトー・ド・ブラスレ=ロワ《その5》




 ヴィンテージ2011について,報告いたします。
 今のところ,ヴィンテージ2011の収穫には大いに期待できます。見事な果実が極めて健全な状態を保ちながら,速やかに成熟しつつあります。また,葉叢(はむら)が果実の高い糖度を維持しています。収穫は8月22日から開始する予定です。