2012-06-26

ドメーヌ・デュ・ヴィスー【2012年6月】





5月,6月は気温と湿度の高い日が続き,ブドウ樹の生長を促進しました。花期が終わった今,天気予報は乾いた夏の到来を告げています。



ドメーヌでは,摘芽の作業が終了しました。これは,ブドウ樹の不要な芽をかきとる作業で,ブドウの実の風通しを良くするとともに,収量を抑制する目的で行われます。






現在,ルルヴァージュ/Relevageの作業を行っています。鉄の支線を高く張り渡し,これにブドウ樹を固定し,上に向かって生長するように仕向けます。



土を耕す作業も,継続して行っています。畝のあいだにトラクターで犂を入れています。


上記の作業については,昨年6/30の記事,並びに下記の動画でご確認下さい。


一方,セラーでは春詰めのキュヴェのボトリングを行っています。画像は,“レ・グリオット”の瓶詰めを行っているところです。日本の友人にちょっと目配せ()を送ってみました。


ボトリング・ラインに置かれたサクランボのこと。プリムールのグリオットのメイン・ラベルにサクランボの絵があしらわれていることから。

グリオット種のさくらんぼは,すでにすべて収穫済みです。

2012-06-20

シャトー・ド・ブラスレ・ロワ【2012年6月】

 シャトー・ド・ブラスレ・ロワのティエリー・カナールより,
ヴィンテージ2012についてリポートが届きました。

今年の冬は到来が遅く,長く続きました。
1月,そして2月は,とりわけ寒さが厳しく,灰色の空から雪が落ちてくることもありました。冬の冷え込みはテロワールが急速するためにむしろ望ましいものですが,今年の場合は気温がマイナス15度を記録する日が何日も続きました。

3月の後半は暑いほどで,気温は28度まで上昇しました。
ブドウ樹は喜んで芽を出しましたが,4月になると,また寒く雨勝ちの天気となり,雹をともなった嵐に見舞われた若芽や結実したばかりの小さな実が傷ついて,ブドウ樹の生長に遅れが生じました。

5月と6月初めの12日間は,やはり涼しく,時折,嵐の襲来がありました。しかしながら,幸いなことにシャトー・ド・ブラスレ・ロワでは雹の被害はありませんでした!

数日前からは気温が上昇し,日差しが戻ってきました。
この陽気が続くことを望んでいます。


ブドウ畑は,現在,開花期の終盤を迎えています。
質的には非常に望ましいことですが,結実不良のブドウが見られることから,収穫量は少なくなりそうです。


シャトー・ド・ラ・ブラスレ・ロワのわせの畑でのボージョレとボージョレ・ヴィラージュ・プリムール 2012の収穫は,9月10日ごろと予想されます。


シャトー・ド・ラ・ブラスレ・ロワのブドウ樹の写真をご覧になってください。
ブドウの実に花が残っていることにお気づきかと思います。これは,結実不良のしるしであり,矮小なブドウの粒が実り,結果として収穫量が減少します。