2010-11-08

メディア/料理通信 2010年12月号

11月6日発売の『料理通信/2010年12月号』の巻頭特集<ビストロノミー入門>に,リズ・エ・ベルトラン・ジュセの“レ・ゾドゥインヌ”が写真付きで掲載されています。

・・・残念ながら,在庫がありません(泣)。

パリ11区にあるビストロ ボール・ペールのオーナーで,
株式仲買人からレストラン経営者になったベルトラン・オーボノワが,
《テット・ド・ヴォのカルパッチョ アンチョビーのヴィネグレットソース》の一皿にあわせて選んだのが,“レ・ゾドゥインヌ”です。


以下,『料理通信/2010年12月号』よりコメントを抜粋しました:


「ねっとりした脂身と締まったタンのコントラストを楽しんで。エストラゴンとアンチョビーの香りが立つソースがいい知れないハーモニー。爽快かつオイリー感あるワインを」

・・・シャルドネ種100%。すっきりとした喉越しでありながら,心地良いオイリー感も。仔牛や豚などのニュアンスのある芳香の肉に。


リズ・エ・ベルトラン・ジュセのワインで現在在庫のあるアイテムは,“プルミエ・ランデヴ(モンルイ・シュール・ロワール) 2009VT”と,“プティ・サン・ジェーヌ(VdT)”です。ぜひ,お試しください。

2010-11-01

ヴィニョーブル便り/ドメーヌ・デュ・ヴィスー《その6》

2010年はどのようなヴィンテージ?

2010年は,やさしく味わい深いヴィンテージで,アロマはブラックベリーが中心。

サン・ヴェランで収穫された非常に良質なブドウの果実は,2009年を思わせます。しかしながら,ワインはより“プリムール(=新酒)”的な正確を帯びたものになるのではないでしょうか。事実,タンニンは柔らかく,コクとまろやかさがあり,肉付きの良いワインです。

今年は,特にブラックベリーの強い香りが感じられます。この黒い果実が香るのも,ブドウが十分に成熟したおかげです。ピエール=マリー・シェルメットによれば,後味にいささかも予期しなかった洋ナシのアロマが感じられるとのこと。しかしながら,フランソワ・モレルの意見では,ドメーヌ・デュ・ヴィスーにおいて洋ナシのアロマは,優れた品質のしるしとのことです。

プリムールの“レ・グリオット”のアルコール度数は12%です。バナナやフルーツ・キャンディーの香りよりも,黒い果実の香りをたたえています。肉付きがよく,とてもまろやかで柔らかく,飲み口の良い果実味溢れるキュヴェです。ピエール=マリー・シェルメットはこのワインに本来のプリムールの性格を与えるべく,醸造を行っています。

そして,“キュヴェ・ヴィエイユ・ヴィーニュ”は自然のアルコール度数が12%です。今年も,このキュヴェはより飲み応えがあり,テロワールを色濃く反映したものとなっています。ローブは若干濃く,“グリオット”よりもはっきりと骨格を感じさせます。
スイスの醸造学者兼ワイン販売業者で,過去2度のテイスティング・チャンピオンに輝いたことのあるジャン・ソリスは,次のようにコメントしています:見事なバランスに魅了されます。とりわけ,絹のように滑らかなタンニンがこのワインの優しい側面を印象付けます。支配的なアロマは,ブラックベリーとエレガンスを感じさせるスミレです。さらに,ブドウの果実が完熟したおかげで,常にかすかなザクロのアロマを感じさせるとともに,後味にカンゾウのニュアンスを残します。