2010-08-31

ヴィニョーブル便り/シャトー・ド・ブラスレ=ロワ《その3》

・・・8月も最終日となりました。
8月20日以降,天気が変化を見せており,
夜はより涼しくなりましたが,依然,日照には恵まれています。
午後の気温は24-25度あり,暑さの厳しい日には32-34度まで上昇します。
これは,ブドウの果実にとって理想的です。
果実の成熟もかなり進行しており,一部に結実不良も見受けられます。

↑本日(現地時間:8月31日)に撮影した画像を送りますので,ご確認下さい。↓


シャトー・ド・ブラスレ・ロワのヴィンテージ2010は大いに期待が持てます。果皮も厚く,ブドウ果は極めて健全な状態にあるので,ヴィンテージ2010は色素とマティエール(素材)を十分に抽出できるはずです。

現時点での糖度,酸度,phは最適な数字を示しています。
早生のブドウ畑では度数がすでに10.3度を超えています。

ドメーヌでは9月13日に収穫を開始する予定です。

2010-08-30

ワイン・ニュース/【速報】ドメーヌ・タンピエが3つ星を獲得!

『レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス/2011年版』で,ドメーヌ・タンピエが最高峰の3つ星に昇格!!

 今月発売になったばかりの,『レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス/2011年版』で,プロヴァンスのドメーヌ・タンピエが最高峰の3つ星に昇格しました!

 《ワイン・ガイドのミシュラン》と呼ばれ,フランスNo. 1の名門ガイドとして知られる『レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス』16年の歴史において,プロヴァンスで初めての3つ星ドメーヌが誕生しました。



以下,『レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス/2011年版』に掲載のコメント:
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 ドメーヌ・タンピエは今日,プロヴァンスのすべての造り手の指標とされるドメーヌになった。我々は,その功績に十分値する3つ星を献上することにした。

 1990年代,ドメーヌに欠けていたプロヴァンス地方とバンドール地区の最高峰の格付けに登りつめるために,2000ヴィンテージ以降,ペイノー家によってあらゆることが実行に移されたことを伝えておかなければならない。この獲得への挑戦は,現在のドメーヌの支配人,ダニエル・ラヴィエの統率力とプロフェッショナリズムによって2000ヴィンテージから開始された。ラヴィエは醸造所や最新式の醸造設備への大規模な投資計画を推進するとともに,熟成庫の完全な改築も行った。もちろん,ウルトラ・ヴィエイユ・ヴィーニュのカリニャン,サンソー,ムールヴェードルで構成される並外れたブドウ畑にも特別入念なケアが施された。有名なミグア,トゥルティーヌ,カバッソウの3種類のキュヴェは,アロマの構成においても明確な味わいの構成においても完成の域に達しており,ムールヴェードルの凝縮度と力強さを常に持ちながらも,特に2007年のような暑いヴィンテージには,並外れたフレッシュなバランスもしっかりと残している。そのことを赤のスタンダード・キュヴェやロゼ,白においても確認できることはまったくもって嬉しいことだ。

 ドメーヌのすべてのワインの品質が最高のレベルに達しており,他のすべてのバンドールのワインをはるか下方に見下ろしている。白の2009年物は精緻な果実味があってエレガント。これに対し,ロゼは2007年以降,より凝縮した素材が明確となり,ワインはボディとマティエール(素材)を獲得している。2008年物の赤は見事に成熟し,豊満でチャーミングで香り豊かな果物を思わせる。著名な3つのキュヴェの2008年物では,ミグアはエレガンスの模範と呼べるほど,すぐにその魅力が分かる。しかし,味わいは気品良く花開く。超一級品のムールヴェードルによって供給されたトゥルティーヌは力強く,タニックで魅惑的。若さゆえの堅牢さはあるが,反論の余地がないほど同化した樽香とともに,なんという余韻の長さ。カバッソウに関しては,この分野の規範となるワインである。2007ヴィンテージがどっしりとした力強さを持つのに対し,2008年物はより甘美なスタイルで,フィネスとエレガンスのあいだでバランスがとれ,余韻が素晴らしく長い。2つ並べて年月とともにどう変化するかを注視してみたい。(貿易部 TK訳)

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 ピバルノン,オーヴェット,シャトー・シモーヌ,トレヴァロン,プラドー,シャトー・デスクラン・・・ すべてのプロヴァンスのドメーヌを超越し,初の栄冠を獲得。ラフィット,ラトゥールと肩を並べたプロヴァンス唯一のドメーヌ,タンピエ。来月初旬から新ヴィンテージでご案内を開始いたします。ご期待下さい!

2010-08-16

ヴィニョーブル便り/ドメーヌ・デュ・シェ・ド・ラ・メルラティエール《その2》


ドメーヌ・デュ・シェ・ド・ラ・メルラティエール(ジェラール&ジャン=ポール・ゴーティエ)から,画像とともに,最新のヴィニョーブル便りが届きました。



6月は湿度が高く,べと病の危険にさらされました。

7月はより夏らしい陽気が続き,ブドウ畑に恩恵をもたらしました。


8月上旬からは,気温は平年より若干低く,夜間は爽やかです。雨はほとんど降っていません。ブドウの色付きは比較的遅く,現在,約40%程が色付いています。正確な収穫日を決めるには,まだ時期尚早です。
ボージョレ全体の収穫量は,平年より減ることが予想されます。

肝心なことは,乾燥した天気が続き,良いヴィンテージとなることです。

2010-08-11

ヴィニョーブル便り/シャトー・ド・ブラスレ=ロワ《その2》

シャトー・ド・ブラスレ・ロワのティエリー・カナールから,畑の画像とコメントが届きました!

色付き始めたブドウの写真を送付します。
ブドウ果は成熟が始まり,赤く色を変えようとしています。シャトー・ド・ブラスレ=ロワのブドウ畑では,先日お届けした「ヴィニョーブル便り」以降,概ねむしむしとうっとうしい天気が続き,夕立もあります。雨は降りますが,雹は降っていません。その雨が多少なりとも涼をもたらしてくれます。
ブドウ畑は十分健全な状態にあり,緑が鮮やかで,葉緑素が活発に作用しています。今,私たちに必要なことは収穫が予想される9月10日~15日まで暑い日が続くことです。
結実不良(=ミルランダージュ)のブドウ果は,とても良質なワインを期待させます。ますます,天候が重要な要素となります。

↓アルバムでブラスレ=ロワから届いた画像をご確認いただけます↓
Chateau de Blaceret-Roy