ボージョレ委員会によれば,「2011年は早生のヴィンテージと言うことができる」そうで,実際,「1993年以降では,2003年に次いで最も収穫の早い年」なのだそうです。2003年は猛暑に見舞われ,収穫は8月8日に始まりました。最初に鋏の音が響くのは,リヨンとマコンのあいだに広がる総面積18,500ヘクタールの畑のうち,ボージョレ南部の最も生長の早い地域です。ボージョレで栽培されているブドウ品種は,白ワイン用のシャルドネと赤ワイン用のガメィです。しかし,ボージョレ委員会のドミニク・カパール会長によれば,シャルドネが占めるのは畑のわずか2-3%に過ぎないそうです。
「天気に関しては,シーズンの初めのうちは平年より高温で,とりわけ4月と5月は類希な暑さと乾燥,そして日照の量を記録しました。また,最近何週間か良好な気象条件が維持されたことで,成熟が順調に進行しました。」と,ボージョレ委員会は述べています。また,委員会は「ここ何日か晴天が続いたことで,ブドウ畑が健全な状態に保たれた。」ことも強調しています。
極めて優れた果汁と果皮の比率
今年のブドウの実は粒が小さめです。委員会によれば,これは果汁と果皮の比率が極めて優れた値になることを意味するそうです。そもそも,ワインの深い色合いやしっかりとしたタンニンの骨格を生む化合物は主に果皮に含まれるのだそうです。「濃く美しい色合いのワインができる。」とドミニク・カパール会長は喜びを隠しません。「評価を下すには時期尚早ですが,ヴィンテージ2011はこの上なく素晴らしい予兆をはらんでいて,ボージョレの生産者たちは上質なワインを確信しています。」と委員会も言っています。
収穫は約3週間にわたります。その間,総勢約5万人の「摘み手」と「運び手」がブドウ畑に展開します。フランスのワイン生産地としては例外的に,ボージョレではシャンパーニュとともに,手摘みでの収穫が一般化しています。
出典:AFP通信
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