2011-08-12

ヴィニョーブル便り/シャトー・ド・ブラスレ=ロワ《その6》


 天候は暑く,ブドウは順調に成熟しています。すなわち,乾燥していた時期にブドウの根が造形したヴィンテージ2011は,今や見事な果実となり,60周年()を祝うに相応しい偉大なワインを生み出そうとしています。ぜひ,私のボージョレ・ヴィラージュ・プリムールをご賞味いただきたいと思います。



 ご存知のように,ブドウ品種はガメィ・ノワール・ア・ジュ・ブランです。
 その秘密は,次の4つの要素につきます。他ではまねのできることではないので,喜んで公開いたしましょう。
 ・私のボージョレ・ヴィラージュ・プリムールにスタイルをもたらす土壌の性質は,地表に近く浸透性の高いマシッフ・アンシアン(=大陸安定地塊)に由来します。

 ・果実味と豊かなアロマが特徴的なこのブドウ品種は,この最適な土壌を得て,早飲みタイプのプリムール・ワインから,何年も熟成するブルイィ,シルーブル,フルーリーなどの上質のクリマにいたるまで,様々なワインを生み出します。

 ・機構がその性格をさらに明確化します。夏期及び収穫期の高温と豊かな日照が,ワインの醸造に理想的なのです。

 ・ワイン生産者は,新しい方法と伝統的な手法を調和させつつ,理にかなった方法でワインを醸造します。
  

 ・・・私が手がけるボージョレ・ヴィラージュ・プリムール2011は,輝くローブを持ち,果実味,新鮮味,そして太陽と若々しい魅力に溢れたワインになるでしょう。



ボージョレ・ヌーヴォー(プリムール)は1951年11月13日付の行政通達により,それまで12月15日以前に販売が禁じられていたAOCワインについて,一部ワインはそれ以前の販売開始が認められたことにより誕生。

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